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サンドマンさんフロムフィンランド NFBT2018に参加して

 

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臨床心理士/公認心理師 かけい臨床心理相談室代表/愛知学院大学特任講師 専門領域:ブリーフセラピー
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日本ブリーフサイコセラピー協会学術会議 第10回大会に参加してきました。  

サンドマンさんフロムフィンランド

ヨーロッパでブリーフセラピーをされている、フィンランドから来たサンドマンさんという方のワークショップを聞きました。   経験のある方からするとちょっと物足りなかったみたいですが、椅子をゴロゴロと押しながら登場したり、6人組で2対4の模擬カウンセリングをしてみたり、やはりフィンランドの対等ということを大事にするオープンダイアローグにも通じる精神性をなんとなく感じたり 。   ちなみにサンドマンさんの教えてくれたフィンランドの価値観。
フィンランドの文化と価値観
  • できるなら、自分でやりなさい
  • できるなら、同じようにやりなさい
  • できるなら、誰とでもやりなさい
  • できるなら、有効な方法でやりなさい
  • できるだけ上手くやりなさい
  • できるなら、上司の言う通りにやりなさい
  この「上司の言う通りやりなさい」っていうのに「え?」って思ったけど「できるなら」ってついてるのが面白いですよね。 つまり「できなかったらやらんでええ」ってのがすべての前提なんだって。   フィンランドのこともそうなのですが、MRI に馴染みがない僕にとっては、いろいろひらめきのあるワークショップでした。 午後は寝ちゃったりしたんですけど;  

Best Hope ・・解決像ってやつだよね?

「人は心にその人の世界を描き出していて、ソリューションフォーカストアプローチはすでに心の中にある絵や言葉をつなげて描いてく」とか初めて聞いたし。 「これはあなたの望み望んだ姿ですか?それともまた他に何かありますか?」という言い方は今までしたことがなかったなーと。   これ Best HOPE というようです。   アイデアをとりあえずやってみて、周りとの相互作用を観察して、評価しつつ、良かったらまたやる。 イマイチだったら変えると。 で、最初に出た答えではなく、そこからまた異なる答えを重視すると。   そのために「それともまた他に何かありますか?」と尋ねていくんですね。   一緒にワークをした方は「それはあなたの人生としてどうですか?」と、具体化方向でなく抽象化方向に問いを重ねていっていて、それはとても新鮮で面白い感じで。   サンドマンさんの言うことは、知ってるって言われたら知ってるけど、なんかちょっと違う感じがするし、そのなんか違う感じが、なんだかフィンランドの匂いを感じるなあと思いました。

共同構築ダイアログ・・・全部俺のターン(ちがう)

あと共同構築ダイアログというものがありました。   誰かが話して、その話を受けて返して、またそれを受けて返すをを繰り返すと、そのやりとりのパターンが土台になって生まれた空間に、どんどん次の会話がかさなっていくみたいな。   確かに一個一個会話を土台にして次の会話があるなあとそれってなんかボクシングや空手みたいな一対一の行動に似てるなぁなんて感じました。  

SISU・・・寿司みたいだねえ

まあでも振り返って読み返してみると、ブリーフセラピーをあんまり知らない人向けのワークショップかな〜と思いました。   ちなみにフィンランドの言葉で「SISU」というのがあって「圧倒される状況をなんとか耐える」という意味だそうです。   例えば 苦しそうにしている人に「Can you SISU?」「ok ok」 なんていう風に言うようです。    

グループワークでもセラピスト二人体制(新鮮!)

ちなみにグループワークでは B 1グランプリ王者と、福島の素晴らしい校長先生と、京都の優秀な女性セラピスト二人がいる状況で、迂闊にも第一セラピストを希望するという、ちょびっと無茶をやりました。   クライエント役の四人から出てきた課題は、100mx4 リレーのチームで「3ヶ月後の大会までに1.2秒縮めたい」と。   なんでそんな陸上の課題になった??と思いつつも、第二セラピストの石黒さんとのリフレクティングに助けられ、それぞれの課題をかっちり作るとこまではいきませんでしたが、最低限全員がなんとか取り組むぞ〜、というモチベーションアップと、新たなイメージとして「終わった時にチームワークが上がっている」というものができたので、まあ4人居て15分でリフレクティングもしたから、優秀すぎるCLさんたちに助けられたなと。   というわけで平和な空気感でけっこう寝ちゃってましたけど、サンドマンさん好きです。笑

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