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【臨床家の自己研鑽】インディアンに教わったこと その1

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臨床心理士  カウンセラーっぽくないカウンセラーと言われることが多い チェブラーシカに似ていると言われることがある 似ていないと言われることもある 時間空間的なおっちょこちょいである
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初海外はインディアンの家にホームステイ

カウンセラーをはじめ、対人支援に関わる人にとって、困難の裏側にある肯定的な側面を見つける力ってのが、とても大切だなと考えています。

 

ちょっとだけその話をしたいと思います。

 

僕の初の海外旅行は、2004年頃「アメリカのインディアンの家にホームステイしに行く」というものでした。

 

え?急に何言ってんの??

 

という話かもしれませんが。

 

当時うちの妹がまだ大学生だった頃、浜松で夕立に合った時に、たまたま雨宿りに寄ったインディアンショップで、店主さんと話をしているうちに。

 

「え?インディアンに会いたいの?いいよ、紹介するし手配するよ?」

 

ということになり、柳沢君という友達と一緒にアメリカに行くという計画になったのですが、当然、男の子と二人で海外旅行だなんていうのは親が許すはずもなく、困った妹は僕のところに電話をしてきたのです。

 

「お兄ちゃん、あのさあ、インディアンのところにホームステイに行かない?1週間くらい」

 

と。

 

当時入職二年目だった僕としては、そんなに仕事を休めるはずもなく「アホか!そんなん行けるわけないやろ!」と、一蹴したのですが、一週間もたたないうちにどうしても行きたくてしょうがなくなってしまい。

 

「ごめんやっぱ俺行きたいわ」

 

と。

 

兄も行くなら、ということで両親も了承し、僕と妹、そして柳澤君とも共通の友人である稲吉君も誘って、四人でアメリカを目指して日本を発ちました。

 

初のアメリカへ

ちなみに僕自身は飛行機がどうしても落ちるんじゃないかって恐怖があり、遺書でも書いとこうかという気分だったのですが、一度飛んでしまえばあとは楽しく、酔っぱらっているうちにアメリカについてしまいました。

 

えらい大都会みたいなアメリカの空港で乗り換えて、降り立ったのは草原の中にポツンとある空港、ラピットシティー。

 

 

空港を出るとそこには、サングラスをした巨漢のインディアンと、その奥さんである小柄な日本人女性が迎えていたのでした。

 

ベンジー登場

どういう決め方かわからないのですが、僕はその巨漢のインディアンの運転するピックアップトラックに、ほかの三人は日本人の奥さんのセダンに乗り込むことになりました。

 

ピンチ到来です。

 

とにかくでかくてサングラスをかけていて、ピシッとフロントガラスには亀裂が入っているピックアップトラックを無言で運転するインディアン。

 

絶対海外に行くことなんてないし!と中学のころから英語を拒否していた僕に、英語なんてしゃべれるわけありません。

 

穏やかな日差しと、柔らかい草原の中、無言の車はのどかに走っていました。

 

 

そんな時、道路の右わきに黒い牛がいることに気づきました。

 

 

勇気を振り絞って話しかけてみることにしました。

 

 

牛を指さしつつ、

 

「Is this bear?(あれはクマですか?)」

 

と。

 

 

ベンジーはゆっくりこちらを振り返り、少しにこりとし、親指を立てながら言いました。

 

「Yeah!」

 

と。

 

 

もう少し先に進むと、今度は黒い犬がいました。

 

 

もう一度尋ねてみることにしました。

 

 

「Is this bear too?」

 

 

と。

 

 

するとまた彼はゆっくりと振り返り、もう一度、親指を立てて言いました。

 

「Ye~ah!!」

 

これがぼくとベンジーとの出会いでした。

 

続く

 

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