その場に居ること、力を抜くことと、呼吸を整えること
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合気道の話。
乱取りではできる限り有酸素運動で動くようにしています。もちろん踏ん張って筋肉を使わないためでもあるのですが、スタミナがないので若い選手と一緒にやる時は特に、時間が伸びるほど、相手は疲れてこちらは楽という状況を作れるように気をつけています。
試合をする中で普通でいるのはなかなか難しいことでもありますが、普段から乱取りで意識するだけで、意外と楽に動ける自分に気付けるかと思います。でもこれは目標の立て方がコツだと思うんですよね。投げようとか投げられないようにしよう、という結果を求めようとすると、呼吸はどうしても浅くなる。
試合をする中で普通でいるのはなかなか難しいことでもありますが、普段から乱取りで意識するだけで、意外と楽に動ける自分に気付けるかと思います。でもこれは目標の立て方がコツだと思うんですよね。投げようとか投げられないようにしよう、という結果を求めようとすると、呼吸はどうしても浅くなる。
合気道の乱取りの解説動画
https://www.youtube.com/watch?v=1-sj3PfLQJc&t=1397s
乱取りの中で
試合も乱取りももちろん相手との相互作用なので駆け引きはするんだけど、その中でも自分の感覚に集中できるか?という目標や価値の持ち方がいいと思うんです。
コントロールが難しい未来の結果でなく、今の状態にアクセスし続けると、居つきが減るので、相手としては投げにくくなる。バテにくくなる。
試合をする中で普通でいるのはなかなか難しいことでもありますが、普段から乱取りで意識するだけで、意外と楽に動ける自分に気付けるかと思います。でもこれは目標の立て方がコツだと思うんですよね。投げようとか投げられないようにしよう、という結果を求めようとすると、呼吸はどうしても浅くなる。
そんな話を、久々にあった古い合気道仲間にしていたところ、彼は「呼吸が深くなるように気をつけていますね、息吸ってる時は動けないんで。呼吸が浅いと吐いたり吸ったりするリズムが速くなるので、固着が生まれるんですよね」と言う話をしてくれて、なるほどと思いました。
こっちが深い呼吸で、相手が浅い呼吸だと、こちらは攻めるタイミングがたくさんあるけど、相手にとっては攻めるタイミングは少ないと言うことになりますよね。
もう1人の仲間にも同様の質問してみると、え?有酸素運動じゃない動きしてる人なんているんですか?確かに瞬間的に息止めるけど」とのこと。
お話を聞いた2人とも、とても柔らかい動きで乱取りをやっても非常に強い、尊敬しているプレイヤーなのですが、やはり共通すべき発想として、柔らかさと深い呼吸があるんだなぁと感じました。
なんて話が、およそ人と関わる仕事、臨床の場面では通ずるところがある話なのではないかなと思っております。
そういえば田中先生も力を抜いたらクライエントさんの話がすっと入ってくるようになっていると話しておられたなあ
技術があるのは当然として、その上でその場にどういるか、ビーイングと言うことが問題なのではないかと。
そんなところに通ずる話がいつしか出てくるはずの田中究先生との対談動画、最初の1本目はこちらでございます。
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