バウンダリーを身体から扱う——マインドフルネス合気道という実践
マインドフルネス合気道
——バウンダリーを「身体から扱う」という実践
臨床の中で、「分かっているのにできない」という場面に出会うことがあります。
相手の感情に巻き込まれてしまう。
必要な線引きができず、消耗していく。
そして、自分でもどう関わればいいか分かっているのに、それが機能しない。
こうした状態に対して、私たちはしばしばバウンダリーの問題として理解します。
ただ、ここで一つ立ち止まりたいのは、
そのバウンダリーをどのレベルで扱っているか、という点です。
バウンダリーは、認知や理解として扱われることが多い概念です。
自他分離や課題の分離、アサーションといった枠組みで整理され、言語的に介入される。
もちろんこれは重要です。
ただ臨床の現場では、それだけでは動かないケースも少なくありません。
そこで一つの視点として、バウンダリーを「身体の状態」として捉え直してみます。
重心が上がり、呼吸が浅くなり、身体の軸が不安定になる。
この状態では、相手からの影響をそのまま受けやすくなります。
その結果として、「分かっているのにできない」という現象が起こる。
このとき必要なのは、理解を増やすことよりも、
その人が“選べる状態”に戻ることです。
マインドフルネス合気道では、呼吸を整え、重心を落とし、身体の軸を通す。
その上で、人との距離感、いわゆる「間合い」を体感していきます。
言葉で線を引くのではなく、身体の中に「ちょうどいい距離」が生まれてくる。
その状態を実際に体験していく時間です。
臨床においても、支援者自身の状態は関係性に大きく影響します。
どこで巻き込まれやすいのか。
どの距離で関わると安定するのか。
それを身体で確かめていくことは、見立てや介入の質にもつながっていきます。
開催概要
■ こんな方へ
支援の中で、距離の取り方に難しさを感じることがある方。
関係性の中で消耗しやすいと感じている方。
「分かっているのにできない」という現象を、別の角度から捉えてみたい方。
■ 日時
木曜日 13:30〜15:00
※日曜日までにお申し込みがない週は開催しません
■ 場所
総本部/東真武道館
(名古屋市天白区池場4丁目303)
■ 参加費
個人 2,000円
親子・ご夫婦 3,000円
最後に
バウンダリーは、教えるものでも、意識して守るものでもあります。
ただそれ以前に、
それが自然に機能する「状態」にあるかどうかが大きい。
その状態に触れる一つの方法として、
身体から整えるというアプローチがあります。
関心のある方は、一度体験していただければと思います。
SV・臨床実践ラボ
今回の内容に関心のある方は、スーパービジョンや臨床実践ラボでも、こうしたテーマを扱っています。
身体の状態と関係性のつながりを、実際の事例を通して見ていく場になっていますので、必要な方にはご案内できればと思います。
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<a href=”https://yurayura.org/2026/02/25/lab-member-0/”>臨床実践ラボの詳細はこちら</a>
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