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【不登校】不登校対応についての基本視点

 

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臨床心理士/公認心理師 かけい臨床心理相談室代表/愛知学院大学特任講師 専門領域:ブリーフセラピー
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僕が学校にいて、不登校対応をしている時に考えていることについて。

不登校対応についての基本的な考え

まずはこの三点。

・長期引きこもりの予防として考え行動

・子どもや保護者自身がどんな形であれ成長すること

・教職員の児童生徒理解が深まり、対応の幅が広がること

学校復帰よりも上記が優先されます。

ここを丁寧にやっていくことで、当たり前のように子供は成長し、多くの場合は登校や進学という選択を自ら行えるようになります。

そして学校復帰に向けては、学校復帰の方向に進めるに足る前提条件を整えていくことになります。

学校復帰に向けての前提条件

・その子にとって、そして他の児童生徒にとって安全で安心な教室、学校の環境を作っていくこと

・(SCも含む)教職員との肯定的な関係や絆を、できるだけ細かく一歩ずつ積み上げていくこと

・家にいても本人家族の葛藤が和らぎ、エネルギーが少しずつ回復していく循環を作ること

学校復帰を目指すならば、これらを優先的に行っていく必要があります。

まとめ

●学校復帰を目指すことが、今現在の本人の成長や回復に寄与しないとかんがえられる場合は(現時点での)学校復帰は目指さない。

例えば、「再登校してもエネルギーが削られるだけ、ただ耐えるだけで精一杯になる場合」「学校のサポート資源が十分でない場合」「教職員連携がうまくいきそうもない場合」「そもそもいじめなどの状況が改善されていない場合」子どもの成長に寄与する安全な環境は提供できないと考える。

●本人や家族の葛藤が高まるだけの登校刺激がされていたら止め、学校に行かないでも、家にいて成長出来たり、教職員との肯定的な繋がりを高める取り組みを探す。

●本人の選択で学校外の肯定的つながりができればなお良しとする。

●本人が自分の先を選べるところまで、エネルギーと主体性を積み上げる

不登校新聞について、こちらの記事も

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