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臨床心理学超基礎講座・解決志向超基礎講座について

 

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この記事を書いている人 - WRITER -
臨床心理士/公認心理師 かけい臨床心理相談室代表/愛知学院大学特任講師 専門領域:ブリーフセラピー
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今回の「臨床心理学超基礎講座」と「解決志向超基礎講座」についてですが、そもそも自分がこの研修をやるとしたら、何が他の人の役に立つのか、自分の強みは何なのかを考えてみました。

私は家族療法の技法に大いに助けられながら臨床を行ってきました。しかし、もともとは 黒沢幸子先生、森俊夫先生のKidsカウンセリングシステム で解決志向を学び、その後は自分なりに工夫しながら実践を積み重ね、自分の「型」のようなものを確立してきたという経緯があります。

ところが、ここ数年でブリーフセラピーに関する学会に参加するようになり、さまざまな先生方とお話しする中で、自分は理論や技法の研究を十分にしてきたわけではなく、本当に勉強不足だったことに気づきました。学会や研修で出会った多くの先生方は、本当に深く学び、訓練を積んでおり、「ブリーフセラピストとはこういうものなのか」と痛感しました。

しかし、それでも私自身、それなりに臨床の現場で働けており、優れた先生方とも実践的な話ができている。そこで思ったのが、

「私は技法を学んだことで仕事ができていると思っていたのですが、実は技法そのものではなく、どちらかといえば技法の手前の対話の基礎力で勝負していたのではないか」

ということです。基礎力が高いと自分で言うのはなんとも奇妙な話ですが、基礎力というより、知識や技法と実践を繋ぐところの解像度が高い、と言い換えてもいいのかもしれません。

技法と実践、セラピストのあり方の融合

  • 知識として「知っている」こと
  • 「理解している」こと
  • それを「実際にできる」こと
  • 「自然にできる」こと(無理なくできること)
  • それを「クライアントに合わせて適切に使える」こと

臨床の基礎というと、まず座学で知識や技法を学ぶ、という形になりがちです。もちろんそれはそれで良いのですが、その知識や技法を実際にできるようにしていくことがなかなか難しく、教育の立場にある先生方も苦心されていることだと思います。

臨床の基礎を学ぶ機会の不足

私は普段、相談室やクリニックで若手のスーパービジョンを行い、大学院生の実習にも関わっています。その中で感じるのは、知識として学ぶ機会はあるが、実践に活かせる形での教育が不足している ということです。

大学院では外部実習に出る必要があり、臨床の基本を学ぶ環境が十分ではないことが多い。また、最初に適切な指導を受けられないと、その後おさらいする機会もないまま、現場で自己流でなんとかやっていくしかなくなってしまいます。

さらに、スーパービジョンに出される、上手くいっていないケースを見ていくと、技法そのものよりも 「技法を使う手前の基本的な部分」でつまずいている人が多い ことに気づきます。

例えば、臨床の基本として「信頼関係を大切しましょう」と教える場合、

  • 教える側の言う「信頼関係」とは何か?
  • 私の考える「信頼関係」とは何か?
  • 今目の前にいるクライアントさんとの間での「信頼関係」とは何か?

こうしたことを突き詰めて考え、具体的に実践できる形に落とし込んでいく必要があります。しかし、そうした基礎をじっくり学べる機会は少ないのが現状です。

この講座は、知識と実践が結びつくために、基礎についてしっかりと押さえていく講座となります。

詳しい情報と申し込みは以下のフォームから。

https://pro.form-mailer.jp/lp/735d131a326854

よろしくお願いします!

 

解決志向超基礎講座について

私は解決志向を学ぶために、そもそもスクールカウンセラーとして働くためのトレーニングとしても、黒澤幸子先生のKidsカウンセリングシステム の研修に参加されることを強くおすすめしています。

ただ、今回の講座では、私なりの解決志向の捉え方について、ミルトン・エリクソンの実践に触れつつ、お伝えしたいと思います。

解決志向にはさまざまな原則があります。例えば、

  • 「解決のイメージを作る」
  • 「例外を大切にする」
  • 「コンプリメント(称賛)やリソースを活用する」

などですが、私の実践では、それを 自然な会話の中にどう組み込むか に焦点を当てています。

例えば「タイムマシンクエスチョン」は素晴らしい技法ですが、私はそのままは使いません。それよりも、

「20年後、こんな感じなら楽しいよね?」

といった日常会話に近い形で問いかけることが多いです。

解決志向の技法は、強力なメタファーを使わなくても、自然な流れの中で活かすことができるのです。今回は、そうした 「日常会話の中にソリューションの文脈をどう入れていくか」 を、一緒に考える場にしたいと思います。

申し込みは以下のフォームから。

https://pro.form-mailer.jp/lp/735d131a326854

よろしくお願いします!

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