公認心理師・臨床心理士によるオンラインカウンセリング、スーパービジョン

聞くだけではダメだけど、まずはしっかり聞いてみる

 

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この記事を書いている人 - WRITER -
臨床心理士/公認心理師 かけい臨床心理相談室代表/愛知学院大学特任講師 専門領域:ブリーフセラピー
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ちょっと前にも書きましたが、カウンセラーの聞くだけ問題について。

白目先生のポストから違う角度で考えてみました。

心理士は話を聞くだけと言われるけど

まずは以下の白目先生のポストをご覧ください。

https://twitter.com/misae_yjm/status/1768889220901622257?s=46&t=p3VSuxXEGJx3UpwPhtvw1A

相談者の状態やニーズにもよりけりですが、白目先生のおっしゃる通り、まずは聞く力。専門性を持ってない人なら絶対に助言や正論を言ってしまうような場面でも「フフフ、まだまだ聞くわよ(ここが素人とは違うのよ)」と聞くこと(と並行して理解しようとする)に全力を傾けることが出来るかどうか。

相談者が助言を求めている場合でも、その前段階での、聞く、ニーズを理解するための問いを立てる、の質が高ければ、直接的な助言をしなくても、相談者の中で感情の解放に伴いある程度の気づきや状況の整理がされるので、聞いてるだけでも相談者の体験としては「聞くだけカウンセラー」になりづらいかと思います。

助言が可能になるまでの道のり

話の途中で助言→助言を我慢して聞ける→常に仮説を立てながら相談者の理解を深める→仮説に基づく理解のための問いをすることで、相談者の状況がその場で整理されていく→やり取りを重ねることで相談者自身の自己理解と、セラピストに理解されているという感覚が深まる→理解を伝える→ここまできてやっと具体的な提案が可能になるかと思います。

公認心理師の業務の中に助言が明記されてるのは良いと思いますが、聞く、ニーズを確認、仮説を立てる、理解を伝える、という土台があってやっと「具体的な提案」というところに至れるのであって(その提案の中にはできれば協働的な関係が作れる仕組みも入れたいところ)、ただ教科書的な「アセスメントをしてから助言して下さい」ってのは言葉足らずじゃないのかな?と思ってます。

研修情報


■講座名:Vol.14 「支援者のための令和型不登校対応マニュアル徹底解説!」
■講師:神村栄一(新潟大学教授・臨床心理士)
■2024年4月21日 (日)
13:00〜令和型不登校ってどうよ?
14:30〜CBTによる不登校支援、児童思春期支援ってどうよ?
15:30〜意見交換会
16:00〜オンライン懇親会

詳しくは以下のリンクより。

https://pro.form-mailer.jp/lp/609ab743307399

ニーズについて

ニーズの捉え方については、以下の記事をご覧ください。

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