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【不登校】昨夜は学校に行くって言ってたのに朝になるとなぜかいけなくなる問題

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明日は学校に行くって言ったのに!

表題の「子どもが前の日の夜は、学校に行く!って言って学校の支度をしているから、明日は学校に行くって約束したのに、朝に喜んで起こしたら、青い顔で行けないって、もうあの子の言葉を信じることが出来ません」なんていう話について。

保護者であったり、教員、スクールカウンセラーなど、不登校に関わったことのある方なら、何らかの形で聞いたり、体験したことがあると思います。

 

こういうことが続くと、親は子どもから「嘘をつかれた」と思うし、子どもは子どもで「なんで昨日は行けると思っても、朝になるとダメなんだろう、自分はダメな奴だ」と自分を責め、家の中がどんどん暗くなっていってしまいます。

おそらくこんな一日のスタートを切ってしまったら、親子共々一日中うつうつとしてしまうのではないでしょうか。

また逆に午後から子どもが元気に部屋でゲームなどしていると「こんな元気なのになんで行かなかったの!」と親は余計に腹が立つに違いありません。

一日の中でのエネルギー充実度の違い

知っている方も多いとは思いますが、不登校の子は「朝は最悪ー午前中から午後にかけて徐々に元気になるー夜は最高」という調子の善し悪し、つまり心的なエネルギーの充実度の違いがあります。

下の図は、保護者の方や不登校だった方と話している中で、僕が何となくイメージするようになった、一日のエネルギーの充実度の変化なのですが、例外はあれども多くの方はこのグラフに当てはまるのではないかと思います。

 

特に登校前後の時間からお昼までが苦しいのです。

それは「行くか、行かないか」という葛藤や、みんなが学校に行っているのに自分は学校に行けていない罪悪感でいっぱいになってしまうので、「本当は学校に行かなければ」と思っている子供にとっては、とてもつらい時間なんです。

 

昼を過ぎると「さすがに今から学校に行っても」という時間になるので「もう今日はしょうがない」という気持ちになるので葛藤が薄れる分、気楽になり、夕方になると、もう同級生も学校から帰ってきていたりという時間帯に突入するので罪悪感も多少薄まり、本来のエネルギーの充実度に近いレベルになって来ることが多いのではないでしょうか。

心的なエネルギーが充実していると、解決志向でポジティブに物事を考えれたり、面倒くさいことや多少困難が伴うことでもチャレンジが出来ます。

反対に心的なエネルギーが枯渇していると、問題志向でネガティブな想いしか浮かんで来ずに、ちょっとの困難にも立ち向かうことが出来ません。

 

夜に関しては、登校に対する切迫感が強ければ不安で眠れなかったりするので苦しい時間帯ですが、いったん登校のことは脇に置いてエネルギーを回復させよう、となっている場合はエネルギーが充実している時間帯、回復につながっている時間帯となっているようです。

 

明日学校に行く!と宣言するのは回復してきている証

「自分が学校に行けないことで親に迷惑をかけている」と考えている子ども(ほとんどどの不登校の子どもはそう思っている)は、ちょっと元気になってきて「ひょっとしたら明日は学校に行けるかも、いや行ける!」と思った時に、親の喜ぶ顔が見たい気持ちもあって「明日は学校に行ける!」と言ってしまうんです。

(翌日になって学校に行けずに落ち込んで、大事なことは黙っておいたほうがいいということを学ぶんです・・・)

 

つまり、夜に学校行けると話している人物と、朝布団でごねている人物は、全くの別の遂行力や考え方を持つ人物で、そもそも持っている心的なエネルギーの充実度が全く違うんです。

夜は元気でも

 

朝になるとこのグラフの通り。

 

ここで大事なのは、「明日は学校に行きたい」と言える時は、一日を通しては学校に行く状態になってはいなくとも、少なくともエネルギーが充実している夜間は(あくまで仮想的なものです)学校に行けるラインを突破するくらいまで回復してきているということです。

 

なので、ここは「やっぱり行けなかった」とがっかりするところではなく「このくらいまでは回復してきたかもしれないね」と、今の状態についてのひとつの目安になるかもしれません。

 

この時に無理に登校を促したり、車で連れ出すのは、再び葛藤状態に陥らせて一旦上がったエネルギーを下げてしまうことになるので、朝の時点で「行ける!」と思うまではまだ少し時間がかかると考えて、今の状態を維持し、友達と遊んだり、外に出かけたりといった、や探索的な動きが増えていくのを見守っていくのが得策かと思います。

 

つづく

【不登校】昨夜は学校に行くって言ってたのに朝になるとなぜかいけなくなる問題 その2

 

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