【TED】気がつけばNHKスーパープレゼンテーションが終わっていた
念願のTEDトークに出た
2017年の夏に僕はTEDトークに登壇することが出来た。
正確に言えばTEDxであり、もっと丁寧に言えばTEDxNagoyaU2017に登壇したということだ。
これは一つの夢を叶えたとも言えるし、ちょっとだけスケールダウンした夢を叶えたということも出来る。
なんにせよ、多くの人が掴みたくてもつかめないチャンスを得たとも言えるし、しかもそのチャンスを十分に活かして、自分として納得できる内容のプレゼンテーションを送り出すことが出来たのだから、とてもとても幸せものであることは間違いない。
しかし、しかしである。
僕がこのTEDというプレゼンテーションイベントを知ったきっかけであるNHKスーパープレゼンテーションが、いつの間にか終わっていたのである。
ななななななんで〜???と思う。
ジョー伊藤が忙しくなりすぎたのか?スプツニ子が可愛すぎるからか、真相はわからない。
でも、なんだか寂しいなあと思う。
18分間の魔法
TEDに出てみて分かったこと、それは18分で何かをしゃべるというのは、とてつもなく難しく、脳に多大な負担をかけるということ。
なんでTEDが、NHKのスーパープレゼンテーションが僕らを魅了したかと言ったら、最高に密度の高い、ダイヤモンドのような硬さと鋭さを持った鋭利な刃物が、社会をアイデアという一言でバッサリと切り取るからだったんだと思う。
でもその硬度は、あの18分という絶妙な時間が可能にした、魔法のようなものなのだろう。
ここには人に考えを伝えたり、コミュニケーションを取るための大きなヒントが隠されている。
五感を燃やせ
人に何かを伝えるためには、時間あたりの情報量が大事なのではなくて、どこまで時間あたりの情報の質を高めることが出来るか、しかも多様なチャンネルを利用しながら、ということが大事だと。
情報の量は減らし、かつ情報の多様性は増していくことで、プレゼンテーションをしている人間と、受けている人間の脳の状態が、シンクロしていくみたいなことが起こるのではないかと思う。
そのアイデアが生まれて生きている脳の疑似体験をすること、一時的にそのアイデアが脳の中にある状態を経験すること、それがあの18分間に隠された魔法ナノではないかと思う。
視覚と聴覚だけでなく、記憶を賦活させ、身体の皮膚感覚を思い出させ、声帯が震える感覚を呼び覚まし、表情筋を動かすことで、扁桃体に刺激を与える。
更には、周りにいる人たちとタイミングを合わせることを要求し、場の一体感を作り上げる。
どれだけ努力してアイデアをひねり出しても、まだ足りない何かがあるのがプレゼンテーションだと実感する。
この動画を見て、それもアリやな、と思えたら、僕の努力とアイデアは、少しは実っているということだと思いたいです。
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