【マンガ】ダンジョン飯
ダンジョンでグルメ漫画??
ダンジョン飯という漫画を知っていますか?
ダンジョンの中で冒険者が倒した魔物を調理していただく、ダンジョン版のクッキングパパといったところでしょうか?
これがまた本当に面白くて。
ただ単に面白いというか、僕らドラクエやファイナルファンタジー、ウィザードリィや、ロマンシングサガやキングオブキングス、ドラゴンスレイヤーやワルキューレの冒険や魔界塔士サガや、ファイヤーエンブレム、タクティクスオウガや女神転生、ペルソナや、ファンタシースターやドルアーガの塔やイース、バーミリオン、幻想水滸伝、ワイルドアームズ、ネクロダンサーなどをやってきた世代からすると、とても懐かしい気持ちになるんです。
というのも、僕らのやっていたゲームは、戦闘で成長を繰り返すことによって物語が進んで行くという構造のものだったけど、ダンジョン飯はその名の通り、冒険者がダンジョンの中での食糧事情を、モンスターを料理して食べることでなんとか食いつないで行こう、っていうある意味僕らのやっていた頃のゲームの中では削ぎ落とされていた「生活」に焦点が当てられてる物語だからかもしれません。
それはまだ脳内補完という言葉がないころの話じゃった
昔のゲームは、機械の性能の関係で、物語についても十分な演出ができず、でもその欠けた部分、いわば行間を常に想像して、脳内補完しながら、ときに想像が暴走しつつもそれぞれの俺物語を作りながらやっていくというのが僕のようなちまちまゲーマーの楽しみ方で。
でも友達なんかは、とにかく効率よく経験値を稼いで、早くクリアーすることに命を懸けていたり、そういった、同じゲームをやっていてもアプローチも楽しみ方も実はそれぞれだったなって。
僕の一番ハマっていたウィザードリィというファミコンのゲームは、モンスターの画像とその未確定画像、迷宮の壁と扉、宝箱と財宝、宿屋と訓練所と教会と酒場とボルタック商店の絵がそれぞれ一枚ずつあるだけで、(あ、あとは墓石の絵があった!)つまり自分自身を表すグラフィックもなくて、あとはシンプルな文章と数字だけみたいなゲームで、当時にしてもびっくりするくらい、いくらでも想像する余裕があるゲームでした。
逆に、同時期に出たファイナルファンタジーは当時にしてはびっくりするくらい映像と音楽と演出に凝ったゲームでした。
ハード性能の向上と情報量の増加
それからゲーム機の性能が上がる中で、ムービーやグラフィックという演出がどんどん強化され、同時にシステムとしても恋愛や人間関係や育成や職業、生活に関するスキルが出てきたり、ある意味これまで省略されていたものがどんどんと付与されていき、いつのまにか、自分が脳内で描くよりも数段すごいグラフィックの演出がゲームの中でされるようになりました。
(ファイナルファンタジー7のバハムートの演出は、めちゃ長かったけどあれが見たくてわざわざ召喚してたっけ。あそこらへんが脳内を超えてきた瞬間)
今は僕の子供の頃に比べると、多くの大人がゲームをやるようになっていますが、一つは子供の頃にゲームをやっていた世代が大人になっているということ、もう一つはゲームの情報量が上がり、大人の鑑賞に耐えうるものになっているということだと思っています。
そして、現代のゲームでは、想像力で補うことが減った分、今度はユーザー同士のコミュニケーションというところに、多くの人はエネルギーを割いていて、また面白みも感じていることでしょう。
脳内補完を超えたストーリーの力
そうそう、ダンジョン飯は、そうやって僕らの中で脳内補完していた物語が、全然脳内補完よりも優れたストーリーとアイデアとキャラクターで作られているから、そこがつい夢中になるところでもあるし、懐かしさを感じるところなのかな?と思います。
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