【古代中国史と心理療法】古代中国史から考えるカウンセリング

銀河英雄伝説

アニメで銀河英雄伝説がリメイクされて、放映が始まりましたね。

高校時代に分厚くて、活字がごつい新書を勉強するふりをして夜中まで読みふけっていたのを思い出します。

さて、このお話は、三国志などの古代中国の政治を含めた戦争や闘争を、未来の宇宙空間に例えたらどうなるのだろう？という実験的な要素があり、金髪の若き帝国軍元帥ラインハルトのライバルとして、魔術師ヤンという歴史好きの天才戦略家が登場します。

兵と将の数と質に勝る帝国軍に対して、オンボロの半個艦隊を率いるヤン・ウェンリーが、古代の兵法や、心理的な揺さぶりを使って、あの手この手で対抗していく、というのがこの話の面白さなのですが。

 

古代の故事は現代にも通じる

現代のビジネスマンなんかも孫子の兵法を読んでビジネスに活かしたりなんてことがあるように、やはり歴史や故事、古くから伝わる戦略や兵法というのは、時間を超えてなお価値を保ち続ける普遍性があるものなのかもしれません。

さて、そんな古代の戦略や兵法、歴史的な故事が、心理療法、特にブリーフセラピーや家族療法、それに他職種が連携して複雑な状況での心理的な支援の場でも、その考え方や発想が、とても役に立つというように感じています。

ヤン・ウェンリーにはなれないけれど、そういった古代の発想と、心理療法のことについて今後少しずつ書いていけたらと思います。

現在放映中の銀英伝のサイト

そしてなんと、あの封神演義の藤崎竜がヤンジャンでコミカライズ！

もう、ヤンが太公望にしか見えない。

銀英伝マンガ一話試し読み