かけい臨床心理相談室

そもそも現場の背景にある社会の問題って?

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SNSのタイムラインに流れてきて気づいたのですが。

ネットの声が社会を変える??charge.org

change.orgというサイトにて、船戸結愛さんの虐待死を受けて、東京都や政府に向けての、支援体制をちゃんと予算立てて作るための署名キャンペーンを行っていました。

その中で他の国と我が国の虐待関連事情を比較した項目に目が行きました。

charge.orgより
・親権停止も、ドイツが年間1万2000件を超える親権停止を行い、子どもを守っているのに対し、日本では約80件の親権停止しか行われていません。

・虐待防止予算の対GDP比は、アメリカの130分の1、ドイツの10分の1です。

 

僕ら現場の人間は、とにかく今あるリソースを使ってなんとかしようと思いがちですが、先進国の中でもここまで差があったのかと、驚きました。

 

ドイツの青少年局と日本のソーシャルワーカーとの対話

何年か前にドイツの児相と保健所を一緒にしたような(いつか詳しく説明します)青少年局の方とお話しさせていただいたときのことを思い出しました。

ドイツでは一つの通りに一人担当者がいて、異動もなく50軒くらいをずーっと何十年も担当していると。

ワーカーをしている仲間が驚きつつも「日本は一人が250軒位担当している」と伝えると、ドイツの人がすごく驚いて「どうやってそんな数の対応をしているの??」と尋ねて、仲間が返した言葉は「だから対応しきれてないんです」と。

ドイツの方は「あぁ〜」と椅子に深くもたれ掛かって嘆息してました。

現場を見て、社会を見る

今回の事件で、そういった根本的な「国のお金を何故ここに使わないのか?」ってとこに多くの人々の目が向くことになっていくことになるのかなと思いました。

そして僕ら現場の人間も、今あるリソースを利用する、というだけではなくて、どうやったら目の前の問題の、そもそもおおもとの背後にある社会の問題ってなんだ??って考えられるようにならねばとも感じました。

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