【公認心理師資格試験講座】イヤイヤながら公認心理師法を読んでみる
冬の寒さも少しずつ和らいできている今日この頃ですが、そろそろ半年後に公認心理師資格試験が迫ってまいりました。
来年度受験されるみなさん勉強していますか??
このブログを読んでいる方の中には、すでに受かっちゃった方も、落ちちゃった方も、そして書類の不備で受け損ねちゃった方もいらっしゃると思います。
来年度受験する方は、きっと「まだやる気がしないよ~眠いよ~」とか思っているに違いないと思いますが、そんな時こそ、やる気が出なくなるような勉強方法を紹介してみようかと思います。
やる気の出ない勉強方法、、、、それは「公認心理師法を読んでみる」です。
公認心理師法を読んでみる
第 一 章 総 則 ( 目 的 ) 第 一 条 こ の 法 律 は 、 公 認 心 理 師 の 資 格 を 定 め て 、 そ の 業 務 の 適 正 を 図 り 、 も っ て 国 民 の 心 の 健 康 の 保 持 増 進 に 寄 与 す る こ と を 目 的 と す る 。
( 定 義 ) 二 第 二 条 こ の 法 律 に お い て 「 公 認 心 理 師 」 と は 、 第 二 十 八 条 の 登 録 を 受 け 、 公 認 心 理 師 の 名 称 を 用 い て 、 保 健 医 療 、 福 祉 、 教 育 そ の 他 の 分 野 に お い て 、 心 理 学 に 関 す る 専 門 的 知 識 及 び 技 術 を も っ て 、 次 に 掲 げ る 行 為 を 行 う こ と を 業 と す る 者 を い う 。
一 心 理 に 関 す る 支 援 を 要 す る 者 の 心 理 状 態 を 観 察 し 、 そ の 結 果 を 分 析 す る こ と 。
二 心 理 に 関 す る 支 援 を 要 す る 者 に 対 し 、 そ の 心 理 に 関 す る 相 談 に 応 じ 、 助 言 、 指 導 そ の 他 の 援 助 を 行 う こ と 。
三 心 理 に 関 す る 支 援 を 要 す る 者 の 関 係 者 に 対 し 、そ の 相 談 に 応 じ 、助 言 、指 導 そ の 他 の 援 助 を 行 う こ と 。
四 心 の 健 康 に 関 す る 知 識 の 普 及 を 図 る た め の 教 育 及 び 情 報 の 提 供 を 行 う こ と
ちょっと読んでみました?どうですか?魔法のように瞼が下がってきますよね。
寝る前にこれを読んでぐっすり眠るのもアリですが、できれば二人組で声を出して読み合せてみましょう。
「いやいや、それめっちゃ大変でしょう!?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、必要と思われる部分だけでよいので、第一章の総則、第四章の義務等、第五章の罰則だけでも、声に出して読んでみることをお勧めします。
なぜやるのか?
法令の文章は硬いですし、読んでいて頭の中がこんがらがってきますが、心を殺して読んでいると、「ん?なんでこの文書必要なの?」とか「あれ?この文章ってさっきのあの文章の補足をしとるんちゃう?」とか、いろんな疑問や、条項ごとの章を超えた立体的なつながりが見えてきたりします。
ディスカッションをすることで行間をイメージする
そんな時にちょっと読むのをやめて、読み合わせをしている仲間とそこについてディスカッションしてみたり、インターネットや本で調べてみたりすると、ぼんやりとその条項が本当に言わんとしていることや、なんでこの一文が必要なのかといった、まさに『行間』としか言い表せないようなものがボワンと湧いてきます。
それはつまり公認心理師法がこれ、と求めて規定しようとしている『公認心理師像』のイメージなんです。
「それこそが法令の本質である」とは言い切れませんが、そういったことを把握した目で再びブループリントや、現任者講習テキストなどを眺めてみると、「公認心理師試験」として重要なところとそうではないところが、なんとなく見えてくるような、重みづけができるような気持になってきます。
つまり、「こっからこの程度の知識を持っていればまあ公認心理師としてはOKちゃうんか?」というラインが見えてくるんです。
でもすぐに眠れるように布団を敷いてからやってみましょう!Let’s try!
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