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ゆっくり動く練習をすると、速く動けるようになるし、マインドフルネスだったりするよね

 

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臨床心理士/公認心理師 かけい臨床心理相談室代表/愛知学院大学特任講師 専門領域:ブリーフセラピー
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ゆっくり動くとマインドフル

これほんとそうだなと。
ああそうだ、最近こういうの忘れてたけど、動くスピードを100分の1(適当です)に落とすと、勝手にトリップするというかトランス的な感じになるというか、今風に言えば多分マインドフルネスな状態になるんですよね。

僕は合気道を1人で練習するときには、ゆっくり動くことを大事にしていて、基本動作とか足運びとか型の動きを等速で可能な限りゆっくりやるんです。

体全体をセンサーにして、軸が今どこを動いてるかとか、腕はどこにいきたがってるかとか、正中線はどこを向いているかとか、動きの反動はどんな風に生まれてるのか、腰の高さはどんな風に変化してくかとか、ずーっとモニターしてるとすぐにトランス的な感じになれるんですよね。

でも僕らの合気道は競技だから、力強く早く動けた方が有利なのは確かで、だからみんな打ち込みとかもガンガンやっていくんだけど、でも技の性能や質、掛かるかどうか、ということを考えると、微細な筋肉群のコントロールや、神経系の成長が、筋力やスピードよりも大切な気がするんですよね。

だからゆっくり動く練習や歩く練習しようって言うけど、あんま一緒にやってくれる人はいないですよね。

ゆっくり動く練習をした方が、実は速く動けるようになる、というか速さの質が変わってくると思うんです。
あんまり速くない僕が言うのも説得力ないですけど笑

このゆっくり動く練習の発想は、太極拳を池田真教君という後輩に習った時の体験からなのですが、院生の時に柔道部の練習に参加しててより強く必要性と有用性を感じました。

例えば背負い投げの打ち込みでも、速くリズムよくとんとトンと投げる練習も大事ですが、相手との力の釣り合いを感じながら、出来るだけ空中にいる時間を長くするように投げた方が、自分の身体への情報のフィードバック量が多いような気がするんですよね。

そして人は速い動きや急な力の動き、緊張に対してはパッと反射的に反応できるのですが、等速で柔らかくゆっくりな動きには逆に反応が遅れることがあるんですよね。

だからゆっくり動けるというのは、実は武道的にはアドバンテージがあるんじゃないかなと思ったりするわけです。

ゆっくりの効能

でこれは臨床や人間関係でも同じことで、早口で多弁で情報量が多いと、聞いてる人の頭は疲れますし、緊張感が高くなりますよね。

ゆっくりと言葉少なに、でも1つ1つの言葉の質が高いと、相手は安心しますし、あんまり疲れないですよね。

プレゼンでも僕はついつい情報量を詰めてしまいはやくちになりがちなのですがか、必要な情報を精査してゆっくりとやった方は聞く方は楽ですよね。

だからこのゆっくりの実用性みたいなことも、もっとなんかちゃんと考えていけたらなんて思ったりもするのですが。

ちなみに、トイレの扉開けるみたいな動きや、車に乗る動作、階段を上るなどの日常的に無意識でセットで行われている動作をゆっくりと意識的に行うだけで、マインドフルな状態になったりします。

階段の下るときにやると落っこちそうになりますが。。。無意識でやっていることを一旦意識化して分解していくこと、ここにも上達の鍵があるような気がしています。

実践の中での動きながらのマインドフルな状態

合気道の乱取りの動画です。

足を掛けたり払うのもダメ、背負うのも担ぐのもダメ、道着を掴んでもダメ、というルールでやっています。

どうやって投げんの?って話ですよね。

一見すごい力が入っているように見えるようですが、特に正面当てという最初の技を決めている小中さんと嶋田さんというお二人は、実際に組むとめちゃめちゃ柔らかいので、なにをしてるかわからないうちに投げられちゃうんです。

 

相手は「浮かされた」みたいな感じになるようです。

相手を崩して固着させる、居つかせることが大事なんです。

人は崩されそうになると無意識に踏ん張っちゃうんですよね、その力みを手がかりにして、こちらはゆるんだ体の状態で投げちゃう。

肘の関節技を掛けて、ガードしようと力を入れた瞬間に足元が浮きやすくなるので、そこを投げたり、バランスを崩したりですね。

動画の中(50秒のところで)で、腕返しという技をかけるシーン(https://youtu.be/OrBzkR57Nt0?t=50間違えて四方投げと字幕が出ています)が有るのですが、相手は海外の方で、僕よりも断然パワーがあるので筋力で耐えようとします。

(そもそも腕返しが試合で掛かるところなんて、20年やってても殆ど見ないので相手は油断して当然なのです)

その瞬間に身体は固まるんですよね。

なので相手の腕を後ろにひねる動きに、こっそり横にスライドする動きを混ぜていくと、力の方向がぼやけて、相手は抵抗する方向が分からなくなるんです。(この技は甲野善紀先生の本にあった力のぼやかし方をヒントに)

腕はパワーでひねられないように耐えてるのに踏ん張っているところに横向きの力が伝えられて左足が浮いてしまい、気がついたら投げられている、という流れでした。

相手は力んでいるけどこちらはゆるんでいる、という状況をどう作り出すか、が合気道の乱取りでは重要なのです。

これは実践の中での動きながらのマインドフルな状態とも言えます。

そしてカウンセリングでもきっとそうですよね。

これが精神性として難しいし、とても面白いところでもあります。

ちなみに型はこんな感じであります。

型と乱取りを両方練習することで、合気道の力が伸びていくという考え方です。

型と乱取りがぜんぜん違うと、見ている方は思われるかもしれませんが、型の中にある術理を、乱取りの中でもう一度捉え直し、そうするとまたそれを型にフィードバックして、というような相互作用を大事にしています。

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