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【視聴レポ】今日から始まるナラティヴセラピー① 坂本真佐哉先生

 

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この記事を書いている人 - WRITER -
臨床心理士/公認心理師 かけい臨床心理相談室代表/愛知学院大学特任講師 専門領域:ブリーフセラピー
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今日から始まるナラティヴセラピー視聴レポ

12月17日。金曜日の夜8時。

「平日終わる!いっぱい休むぞ!」という時間帯にもかかわらず多くの方が集まっていました。

 

ナラティヴセラピーは、「聞いたことはあるけれど、実はよくわかってない」心理療法の1つだと思います。

今回の坂本真佐哉先生によるウェビナーは、そんな私にもわかりやすい内容でした。

 

坂本先生曰く、ナラティヴセラピーは「会話が続けば、Cl好みのストーリーが生まれる」心理療法なのだそう。

いきなり結論から入りました。

その後も小難しい専門用語ナシで続きます。

ウェビナーの中で、坂本先生は「会話すること自体が変化そのものであり、新たなストーリーを構築することになる」ため、

会話を続けることが大切だと強調されていました。

 

 

坂本先生のやさしい話①

内容ではないのですが、小難しい言葉のない説明って大事だなあと思います。

SCは児童生徒・保護者・教員という、心理学とはあまり馴染みのないバックグラウンドを持った方々とお話をします。

そのときに、いつものように専門用語を口にすると、相手の頭上に?マークが浮かんだ挙句、「なんか難しそうな話がきた」とシャッターをおろされてしまうこともあり得ます。

その時の「やっちまった!」感は誰しも経験があるのではないでしょうか。

坂本先生のボーダーレスな話し方を聴けただけでも参加してよかったと思います。

 

 

坂本先生のやさしい話②

また、ナラティヴセラピーは「人と人とのコミュニケーションでアイデンティティは作られる。その中で、揺らぎも変化もありうる」という考え方をするのだと坂本先生は教えてくださいました。

そのうえで、「私たちの仕事は揺らいでナンボ」ともおっしゃっていました。この1言には救われました。

SCは1人職場として知られています。

「SCとして頼られないと!」といった焦りの中では、揺らぐこと自体に抵抗や不安が生じがちです。

その上で、関わる方々、特に児童生徒たちの成長をサポートしなくてはなりません。

ナラティヴセラピーの考え方と坂本先生の揺らぎへのコメントで、SCとしてプレッシャーを感じていた私の気持ちが少し楽になりました。

 

 

ナラティヴセラピーからスクールカウンセリングへ

ナラティヴセラピーの「日々の関わりの中で、目の前のあなたも変わるし、私も一緒に変わっていく」という考え方は、カウンセリングだけでなくコンサルテーションでも活かせるのではないかと思います。

学校は様々な人達が日々関わりあう場所なので、変化の可能性が至る場所に転がっているとも考えられます。

そのため、ちょっとしたことで、子ども大人関係なくびっくりするような変化が出てくることもあります。

SCは、そのちょっとしたことを見つけるお手伝いを、楽しみながらも臨機応変にできるとよいのかもしれませんね。

 

 

お知らせ

この度、本ウェビナーの録画視聴の申し込みが2月いっぱいまで延長されることに決まりました!

約3時間という長さですが、ラジオ・ポッドキャスト感覚で聴いていられるので、気がつくと時間が経ってしまいます。

こちらからお申し込みいただけますので、この機会に是非ご利用ください。

 

スタッフE

 

 

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