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【視聴レポ】傷つきからの回復、その先へ ’赤鼻の先生’ 打ち合わせ対談②

 

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臨床心理士/公認心理師 かけい臨床心理相談室代表/愛知学院大学特任講師 専門領域:ブリーフセラピー
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引き続き、今回も1/22(土) に開催される’赤鼻の先生’副島賢和先生のウェビナーに先駆けて公開された対談動画をレポートさせていただきます!

前回の視聴レポートはこちらをご覧ください。

https://yurayura.org/2022/01/13/%e3%80%90%e8%a6%96%e8%81%b4%e3%83%ac%e3%83%9d%e3%80%91%e5%8d%94%e5%83%8d%e3%80%81%e3%81%af%e3%81%98%e3%82%81%e3%81%ae%e4%b8%80%e6%ad%a9-%e8%b5%a4%e9%bc%bb%e3%81%ae%e5%85%88%e7%94%9f/

 

 

副島先生の「傷つきからの回復」

赤鼻先生でおなじみの副島先生。

前日対談でも、終始明るく愉快にお話しされていました。

しかし、そんな先生ご自身にも、危機的な時期がありました。

 

副島先生は、教師の仕事をし過ぎて体調不良になり、入院もご経験された時期があったそうです。

子どもがいる6時間しか頑張れない自分。

「休み時間は子供と遊ぶ」ができない自分。

これまで理想としていた教師ができなくなった副島先生は、「ふがいないというか、虚だった」「教員をしてはいけないのではないかとも考えた」とのこと。

 

そんな副島先生を支えてくれたのは、理想の教師をやっていたときには関わりのなかった子どもたちだったそうです。

朝礼台に座っているだけの副島先生のもとに集まってきたのは、「夕日に向かって走っていたころには、遠巻きに見ていた子たち」。

その時の雰囲気を懐かしみながら、「こういう居方があるんだ、教師として」「ここに僕がいていいんだ」とお話しされていました。

 

その後、心理の大学院を経て、院内学級の先生を志され、現在に至るとのこと。

 

私は、このお話を聴きながら、以前開催されたナラティヴセラピーのウェビナーを思い浮かべていました。

副島先生のストーリーはとても暖かく、聴いているこちらが励まされるものでした。

 

 

その子の「願い」はなんだろう

副島先生曰く、院内学級の子どもたちは、治療が必要で入院しているため、そもそもエネルギーが足りない状態。

さらに、病院という場所で「『患者さん』をしている」のだそうです。

 

学校という枠組みで子どもたちは「児童生徒」になり、病院では「患者」になる。

このように考えると、院内学級の子どもたちがいかに大変な思いをしているかが想像できるでしょう。

 

もしかすると、院内学級に通う子と似たような状態で、学校に通っている子もいるのではないかと思いました。

入院していないだけで、元気があると捉えられてしまっている。

例えば、好きなことはできる登校渋りの子にも、そのような面があるかもしれませんね。

 

副島先生は、先生・生徒といった枠を取り払い、1人の大人として子どもたちにどう関わるかが重要で、そのためには子どもたちの「願い(個別性)」を知ることが大切だと話されていました。

 

また、院内学級では、安心安全を確保し(Safetyそれぞれ今できることをチャレンジしてもらって(Challenge)未来への希望を拡充していく(Hope)流れがあるように感じられるのだそうです。

それぞれの頭文字をとって、SCH

合言葉っぽくていいですね(笑)

 

安心安全が保障され、子どもたちが「願い(個別性)」を出してもいいと思えるようになって、初めて子どもが自ら選んでチャレンジができる。

実際のスクールカウンセリングとも重なる部分が多く、本編でより詳しくお話が聞けると思うと楽しみでなりません。

 

 

本ウェビナー開催概要

■講座名:協働・願い・繋ぐ・紡ぐ 〜傷つきからの回復に必要なこと〜

■講師 : 副島賢和先生

■MC : 掛井一徳

■日時:2022年 1月22日(土) 15時00分〜18時00分(開場14時45分)

■会場:ZOOMオンライン

■受講費:5,000円 ※ 録画視聴特典付き

■主催:かけい臨床心理相談室

 

内容スケジュール

■15:00〜 第一部 SCH(セーフティ・チャレンジ・ホープ)

副島先生がスーパーバイザーを務めるさいかち学級では、その子供の望みや願いを引き出し、 安全な場所を提供することにより、その子自身が選択したチャレンジをすることができように、 子供への関わりを行っています。

つまりそれは傷つきや苦しさの中にいる子供が、 ちゃんと子供らしさを発揮できる場所を病院の中に作ると言うことです。

副島先生の教師としての体験、病院での臨床体験を通じて得られた SCH(セーフティ・チャレンジ・ホープ)についてのお話を聞かせていただきます。

 

■16:00〜  第二部 パッチアダムスから学んだこと

副島先生は映画のモデルになったパッチアダムス本人から、 クラウンのトレーニングを受けます。パッチの心情の中にこんな言葉があります。 「ケアは愛を動詞化する。

ケアは概念ではなく、行動です」 副島先生が学んだ、行動としてのケアとは一体どんなものなのか。

第二部では副島先生が、パッチアダムスから学んだことについてお話をしていただきます。

 

■17:00〜 第三部 ディスカッション

 

こんな方に参加してほしい

■対人支援に関わるカウンセラーや福祉職、教職員、現在学んでいる学生さん

■子育てに関わる方

■子供との関わりや、ケアについての精度を上げたい方

■今現在傷ついている誰かへの寄り添い方を知りたい方

 

申し込み方法

以下のリンクからお申し込みください

https://pro.form-mailer.jp/lp/fd74a3ee245851

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