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傾聴についての考え方

 

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この記事を書いている人 - WRITER -
臨床心理士/公認心理師 かけい臨床心理相談室代表/愛知学院大学特任講師 専門領域:ブリーフセラピー
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日曜日に行う傾聴についての研修について、こんなお話ができたらと考えていることです。

傾聴とは?

傾聴するということは、今までの自分の価値判断や評価を超えて、目の前の人の語りに耳を傾け続けることです。
これを、どうやって具体的な対話の中での「やること」と「やらないこと」の話に落とし込んでいくのか?

目の前の人を肯定する、ということをまずはっきりと決めておくこと。
相手が何を話そうが関係ない。
肯定するでいいんです。
でもそのためには理解をする必要がある。
理解できたから肯定できた、ではなく、理解が後から追いついてより深いところで肯定できるんです。聴くと決めることが大事。

決めたことが、自分の心だけでなく、身体性にも影響を与えるんです。
そしてそれは言葉にしなくてもノンバーバルで相手に伝わる。
それがなければそもそもこちらがいくら傾聴しようとしても、相手は話したいことを話せないんですよ。

だからこれは心の問題でもあるし身体性でもあるし、なによりどれだけ深く確信できるか、聴く中でその確信を深めていけるか?という勝負でもあるんです。

傾聴することと、人としての通常の反応は矛盾する

傾聴するということは「普通の考えや価値、人としての反応」を乗り越えたところにしか存在しないんです。
これは、あくまで僕の傾聴ということに関する理解の仕方です。

具体的に傾聴のために何をやるかって話は、例えば「この時間をどんなことに使えたら良いでしょうか?」「あなたの話を聞くだけでいいのでしょうか?」みたいな細かいコンセンサスを丁寧に取って行く、という本当に真っ当な「あなたの考えや発想を大事にします」という前提を持った行動の積み上げをするだけなんです。

相手の見えるところでも見えないところでも、その前提をただただ積み上げていく、そのベースがあればどんな技法を使っても効果を発揮するだろうと、つまり臨床の基礎かつ奥義ってのは、こういうことなんじゃないかなという話でした。

「沈黙が怖くてつい喋ってしまう!」という方はこちらの記事もご覧ください。

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