聞き上手は話し上手?その1
聞き上手と話し上手
世の中には「聞き上手な人」と「話し上手な人」がそれぞれ別にいる、って多くの人は思っているだろうと思います。
僕も自分自身について、「どちらかといえば聞き上手(かつ話し下手)かな?」と思っていました。
そして話を聞くのが上手になるにつれて、だんだん説明もうまくなってきたのかなって思っていました。
「話す力」は「聴く力」と全く均等
たまたま今日、炎の講演家、鴨頭 嘉人という方の『相手の話を聞く』という動画を見たのですが。
なんとこの人は、「話す力」は「聴く力」と全く均等であると。
ほほう!
これはスキルの話なのかなと思って見ていたのですが
「人は自分の話をちゃんと聞いてくれた分だけ、相手の話も聞こうとする」
と。
つまり「どれだけ人が大声出してあれやれこれやれ、と言っても、普段相手の話をちゃんと聞こうとしない人の話なんて誰もちゃんと聞こうとしませんよ」ということでした。
つまり、話を聞く力と話す力とは・・・
「スキルの話ではなく、関係性の話である!」
とのころでした。
いやこれなかなかすごい話だなあ。
この方はこちらが話すために、いかに相手にアプローチするのか?ということを徹底的に考えていて、その「聴く」という、一見アクションに見えないことを真剣にやることが、「話す」ことに直結していると、どこかで気づいたんでしょうね。
孔子の言葉で「己達せんと欲して人を達せしむ」というものがありますし、新約聖書には「己の欲する所を人に施せ」というようなことが書いてあると聞いたことがあります。
孔子の言葉と新約聖書では、その目的は異なるかもしれませんが、「まず相手のことから」というところでは同じことなのかもしれませんし、人と人との間で様々な状況での基本項目なのかもしれません。
その2では、カウンセラーの聞き方について書きます。
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