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「ユニークな存在たれ!」【サティシュ・クマール】学校の先生とスクールカウンセラーとの関係を考える その2

 

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この記事を書いている人 - WRITER -
カケイ カズノリ
臨床心理士/公認心理師 かけい臨床心理相談室代表/愛知学院大学特任講師 専門領域:ブリーフセラピー
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「和して同せず」学校の先生とスクールカウンセラーとの関係を考える その1の続きです。
資本主義につながる現代の日本社会の仕組みにガッチリと噛み合った学校の中で、誰かと違う存在で居続けることはなかなか難しいことなのかもしれません。

でも学校の社会の中で「人としての違和感」を持つことは当然あるはずなんです。
「これ、なんかへんじゃない?」「この状況は自分にフィットしてないんじゃない?」って。
そしてそれは子どもも教師を含む大人も同じはずなんです。
でも学校社会の目に見えない同調圧力の中で、人と違うというのは結構きついことなので、違和感を押し殺して周りに合わせる、普通の枠になんとか入ろうとする、価値基準を学校に合わせていく、というのをやらざるを得ない場合が多いです。
スクールカウンセラーは基本的には臨床心理士の資格を持っているので、そういった集団から押しつぶされそうになっている「個」を大事にしたい思いがあるはずなんですが、そんな思いが学校の中でも押しつぶされそうになってしまうことがあるんです。

僕がそんな悩みを抱えていた時に「ビビビッ」と来た、サティシュ・クマールさんについて書いてみました。

 

サティシュ・クマールさん 「ユニークな存在たれ」

現代エコロジー思想の巨匠サティシュ・クマールさんは

 

「物質的豊かさだけを追求しても人は幸せにはなれない」

「お金を追いかけるな、追いかけられる生き方をしろ」

「そのためにはまず人に与えろ」

「人に与えるためにもまずはユニークな存在であれ」

 

と言っています。

 

ユニークであることより、人と同じであることが良しとされやすい日本では、ユニークな存在でいつづけることには力がいることです。

 

自分の主張がはっきりしている人は、そうと知らずに相手を傷つけてしまったり、対立してしまうこともあるでしょう。

「私はそういう生き方、それで当たり前」と思っている人もいるとは思うけど、それはユニークであることや個性的であることと少しまた違う生き方だと思います。

それは人に自分を押し付ける生き方といってもいいかもしれません。

 

ユニークであるために

ユニークであるということは、自分の持って生まれた個性や考え、特徴を大切にして伸ばしていく生き方をするということです。

 

そして「自分の個性を大切にする」というその前提には、他人の個性や主張もまた大事にするという前提があってのことではないかと思います。

 

ユニークというのは自分が唯一無二の個性的な存在であること。

そういったその人そのものの価値を肯定することが、人が社会の中で生きる力を得るのに必要なことだということは、スクールカウンセリングの仕事をしていてまさにその通りと感じます。

 

日本の学校の評価システムとユニークさは相容れないのか?

しかし、学校の持つ価値観や評価の基準、人的な資源や組織としてのシステムは、そういったユニークさを当たり前に受け入れるカタチは持っていないようです。

子どものユニークさや特性は、多くの場合は学校の評価基準の器から漏れ、「指導」の対象とされ、無かったものにされてしまうことになります。

 

学校教育の求める子供の成長と、たまたま合致したユニークさや、合致するように自らをコーディネートできる場合、合致できるように環境調整ができる教師がいる場合には、そのユニークさは伸びていくことになるはずです。

 

こういった個性を受け入れ伸ばし、活かすには、その学校組織や教師個人の、当たり前ではない熱い想いや努力や卓越した才能や技能、時間や環境、理解してくれる仲間の存在が必要になっていきます。

 

しかし学校の教師の業務としては、多くの場合「余計なこと」となってしまいがちです。

 

そういったときに必要なのが、これまた学校の中でユニークな存在であり続けるスクールカウンセラーの姿なのかもしれません。

 

場合によってはユニークさが学校の中で生きる場を提供することが、スクールカウンセラーの「カウンセリング以外」の大事な仕事なのではないかと思います。

【スクールカウンセリング】学校内での評価されない活動の重要性

 

ケアと問題解決能力の育成

スクールカウンセリングでは「ケアと問題解決能力の育成」の両者がうまく噛みあうように仕事を作っていくことが求められますが、スクールカウンセラーを普通にやっているとケアの部分を丸投げされてしまい、問題解決の部分には噛ませてもらえなくなってしまうことがあります。

ケアと課題解決能力の育成のどちらも達成される目標を設定することで協働につながる

僕のやり方としては、先生自身が一人では出来ない児童生徒のケアを一緒にやることで、その生徒自身の「課題解決能力」を高める、というスクールカウンセラーと学校の先生の共通した「課題解決」に取り組みます。

そしてその過程で、学校の先生自身の児童生徒への理解、対応方略の手数が増えていく事で、学校コミュニティーの対応力が上がっていきます。

そういった一連の過程こそが、スクールカウンセラー(特に常勤の)に与えられているミッションなのではないかと思います。

そしてその課題解決の仕方が、その子にしかできないユニークなものであることが、その子の個性や生き方をその人独自のものとして確立していくのではないでしょうか。


僕が見たサティシュ・クマールさんの「今ここにある未来」DVDのリンクを載せておきます。

https://www.amazon.co.jp/dp/499016637X/ref=cm_sw_r_tw_dp_AX7661HJZ3N5KE4P3JQB @amazonJP

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