かけい臨床心理相談室

【スクールカウンセリング】城中を歩きまわるところからはじめよう・・・分業と協働の違い

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臨床心理士  カウンセラーっぽくないカウンセラーと言われることが多い チェブラーシカに似ていると言われることがある 似ていないと言われることもある 時間空間的なおっちょこちょいである
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昨日の記事スクールカウンセラーならば、学校の見えないニーズに気付かないとヤバイ、、、ことになるよの続きです。

分業と協働の違い

僕らの仕事について、カウンセリングでも心理検査でもグループワークでも、誰かと分業で、これやる、ってのがはっきり決まっていると、そんなにややこしいくない。

ちゃんと目の前の相手や、その場の関係性のリアリティに目を向けていけばいいのですが。

これが分業ではなく、例えばスクールカウンセラーをしていて、学校の先生方やスクールソーシャルワーカーといった、異なった文化とリアリティの捉え方を持っている方々との「協働」ということになると。

とたんに、難易度が高くなる。

10倍から15倍くらい。

また分業と協働は何が違うってこともまた書かなきゃと思うけど。

 

協働とは何か?

協働っていうのは、依頼を受けて応えるということではなくて。

・専門職がそれぞれバラバラにやっていては上手くいかないことや、扱えなかったこと、それまで見えていなかった課題を問題意識を持って見つけること。

・そしてその問題の解決や扱い方について、違う専門性を持っていることを強みにして、一緒に取り組んでいくこと。

になると思います。

 

協働の相手との関係性

そして、一緒に協働として取り組みたいと思っている相手が、そもそも協働を望んでいないし、必要性を感じていない、ってことがままあるのが、今のスクールカウンセリングを取り巻く現状のような気がしています。

そこで、新しくニーズを見つけても、扱う必要がないと言われることもあるし、丸投げされるかもしれない。

その状況で、協働的なやり方に持っていくためには、協働したい相手の持っているリアリティや、考え方、狙いを十分に分かった上で、それでもやってみよう、やってよかった、となる形を作っていかなければならないので、め、めっちゃ難しいなぁ、、、と毎日思っています。

まずは異業種は違うリアリティーの城に住んでいると気づく

常勤のスクールカウンセラーをやっていて分かってきたのは、自分とは全く違う城中法度を持った城に住んでる人たち(教師)と、そんなこと考えずに、普段、普通に話をしていたんだなということ。

学校理解、、という言い方があっているかわかりませんが、そもそも相手のリアリティの城の中に入って歩き回るところからが、実は協働のスタートではないのかなと思っています。

外から大砲撃っちゃう人もいるけどね。

ちゃんと入口が見つかるまでは、城の周りをウロウロしながら、茶飲話をするくらいがいいかなと思います。

きっと入口がたくさん見つかるから。

で城の中に入って、櫓から外を見て見てやっと、あー自分は城からはこういう風に見えてたんだな、と感じてからがやっと軍議に加わってもいい時かもしれません。

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